100年後と言われると、
遠い未来なのでピンとこないかもしれませんが、
最悪のシナリオをたどった場合、
✔︎世界の平均気温が現在より3.7℃上昇
✔︎海面が上昇
✔︎地域的な食糧危機が発生
✔︎多くの種が絶滅
などが予想されています。
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そして、日本個別だと、
✔︎4℃程度気温が上昇
✔︎熱帯性の伝染病が蔓延
✔︎果樹の生産地域が変わる
✔︎現在の自然や文化を維持するのが不可能
だと言われています。
このような予測を受けて、
現在、世界の各国が協調し、
地球温暖化対策を行っているのですが、
もちろん、家づくりにおいても
それ相応の対策をすべきです。
さて、今回は、
温室効果ガス(二酸化炭素)を
出来るだけ出さないようにするためには、
どのような家づくりをすべきなのか?
について考えていきたいと思います。
✔︎断熱性能を高める
二酸化炭素の排出を抑えるために、
国が全ての住宅会社に標準化を求めていることは、
断熱性能を高めることです。
断熱性能を高くすれば、
その分外気の影響を受けにくくなり、
冷暖房の使用を減らすことが出来るからです。
そして、これを大前提とした上で、
弊社が推奨している考え方が、
✔︎出来るだけ家を小さくする
ということです。
家の面積を小さくすることが出来れば、
それに連動して体積も減り、
冷暖房ロスを減らすことが出来るからです。
とはいえ、家を小さくしたことで、
使いやすさや住みやすさを
損ねてしまったらダメなので、
いらないところだけを削らなければいけません。
例えば「廊下」です。
ただ通るだけのスペースだし、
廊下があることで空気を遮断してしまうからです。
また、土地にゆとりがあるのに
2階建てを建てるのも、
廊下が多く出来る原因となるので、
敷地にゆとりがあるなら、
基本的に平屋にすべきです。
そして、これに加えて、
部屋の広さや部屋の数なども最小化すべきです。
寝室や子供部屋の広さや、
客間として使う部屋などですね。
✔︎窓と壁のバランス
さらに、窓の数も
出来るだけ減らすべきです。
単純に、窓は断熱材が入った壁よりも、
断熱性能が低いからです。
窓が減り、逆に壁が増えれば、
その分、耐震性も高くなるというメリットもあるし、
収納に至っては窓が減って壁が増えた方が、
より多くの棚を設置することが出来ますからね。
もちろん窓の数を減らしたことによって、
家の中が暗くなってしまったのでは、
全く意味がないので、
そうならない工夫も必要なんですけどね。
✔︎太陽光発電を設置する
太陽光発電を設置し、
自家発電によって電気をまかなうことも
これからは必要不可欠です。
電気の大半は、
最も二酸化炭素を排出する
火力発電によってつくられているからです。
そして、太陽光パネルも、
出来るだけ多く載せることを
推奨しています。
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最近は、太陽光発電を
初期費用ゼロで設置することも出来るし、
10年後は電気代が
上がっている可能性が高いため、
電気を買わないようにすることが、
経済的なメリットにつながるからです。
それゆえ、こういった理由からも、
よりたくさんのパネルを設置することが出来る
平屋をオススメしているというわけなんですよね。
いかがですか?
地球温暖化と聞くと、
他人事のように感じてしまうのですが、
前回お伝えさせていただいたように、
これが台風の発生頻度や風速、
異常気象などの原因となっているため、
安全に暮らしていくことが出来る未来をつくるためには、
1人1人がこの対策をしなくてはいけません。
そんなこんなで、
環境に配慮した家づくりをすれば、
それが結果的に、
より経済的で快適な住まいへの後押しとなるので、
ぜひ、脱炭素も意識しながら
住まいづくりをしてもらえたらと思います。
それでは、、、
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何なりと、お気軽にご相談ください。
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株式会社 栄輝工建 代表取締役:大屋 信男