リフォームするには、色々な理由があります。
今日、ご訪問させて頂いたお宅もリフォームで相当悩ま
れておいででした。
※リフォームしたい理由はこうです。
「じつは、父親は透析を行っているのですが、
目が見えなくなってしまったのです。
自宅に住んでいるのですが、
トイレに行く時にリビングを横切って歩くので
目が見えないためにトイレまで
時間が掛かって途中で失禁してしまうのです。
だから、父親の部屋にトイレを作りたい!」
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お父様は介護保険加入者で
身体障害者一級をお持ちでしたが、
娘さんが市区町村の福祉課に相談したところ
「新しく新設するものには補助金はでない」
と言われたそうです。
また、知り合いの大工さんに見てもらったところ
「50万くらいかかるよ」と言われて
困り果てておいでです。
ひとしきり娘さんのお話を伺ってから、
お家の中を拝見させていただきました。
築30年以上のお家で
10年前に一度リフォームされたそうです。
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お父様のお部屋を拝見させて頂いて、
ふと気がつきました!
お父様のベッドと家具の配置を変えて
両引き戸の壁側を出入り口にすれば
トイレへの移動距離が短くなる!
そして、壁伝いに歩けば
足元を気にせず歩いていける。
そこに伝いの手摺を付ければいい。
そうすれば補助金を受けられる。
そうアドバイスすると
娘さんは笑顔で
「心が軽くなりました」とおっしゃられました。
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でも、もっと大事な事をお伝えしてきました。
※将来の事を考えてください。
「お父様が歩けなくなって
車椅子を使用するようになったら、
その時、お部屋を本格的にリフォームしましょう。
それまでに、家族で貯蓄してください」
とお伝えしましたところ、
とても感謝されました。
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もっと将来の事を考えれば、
お父様がお亡くなりになったあと、
娘さんが老後この家で住まわれる事を考えて
不自由しないように、しっかりリフォームするべきです。
・玄関のバリアフリー化
・室内床段差の解消
・室内床を滑りにくい床材に変える。
・床、壁、天井の断熱化
・トイレ、お風呂のユニットバス化、
キッチンなど水回りの配管のやりかえ
・屋根、壁からの雨漏り防止
色々なリフォーム制度を利用して
補助金を貰えば自己負担を軽減出来ます。
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また、この際ですから今風に仕上げるのも良いかと思います。
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以上、「今日、こんなリフォーム相談がありました。」です。
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